月給制のサラリーマン炭職人で備長炭産業の人手不足解消?

11月24日のたけしのニッポンのミカタ!では人手不足を解消して儲ける方法を取り上げていました。炭玄という窯元では、サラリーマンの炭職人という形態をとることで絶滅寸前の備長炭の産業を救ったそうです。

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サラリーマン炭職人で備長炭の産業を守る 炭玄

Charcoal photo

31歳の炭職人の近森さんは職人歴9年目。朝の0時の深夜に、窯の中から真っ赤になった備長炭を取り出していました。

炭職人にしては年齢が若い。この方は炭玄という窯元の従業員の一人でサラリーマンの炭職人だという。

実は、この形態が後継者不足で困っている伝統産業を救う特効薬だという。

土佐備長炭の窯元の後継者不足解消

土佐備長炭の窯元の炭玄の代表、黒岩(37)さんが窯元を開いたのは10年前。

当時備長炭づくりは絶滅の危機にあったとのこと。その原因が後継者不足

当時、窯元を開いた時の周囲の反応は「どうして今さら?」「炭でご飯がたべられるの?」という感じだったとのこと。

当時、備長炭市場では安価な中国産のシェアが82%だったという。このため、高知県産の備長炭の生産量は499トンと未来のある産業とはいえなかったという。

それでも、故郷の伝統産業を守り働き口になれば良いと考え炭焼きの世界へ飛び込んだという。

備長炭の需要の高まり

そこに、追い風が吹いたという。2004年、森林保護を目的に中国では木炭の輸出を厳しく制限。

8割を占めていた中国産が入りにくくなった。備長炭は飲食店などで使われるも木炭の最高級品で、火持ちがよく灰が少ない良質な炭。

輸入の減少で国産の需要が拡大した。

今は生産がなかなか追いついていない状態だという。

現在の従業員は3人

現在、炭玄で働いている従業員は3人。さらに、家族と大学生のアルバイトの手を借りて回しているが、生産が需要に追いつかない状態だという。

備長炭は原木を窯にいれてから完成まで20日間かかるという。

さらに、窯には原木が10トン入るが、備長炭になるとこれの10分の1の重さになるとのこと。

職人がサラリーマンの理由

午後5時になり、職人たちが窯元に戻ってきて、その日の仕事内容を日誌に書いていました。

それが終わると、タイムカードをレコーダーに入れて記録していました。

このように炭玄の職人は月給制で働きながら経験を積んでいくという。

職人を月給制にしている理由

炭玄の代表によると、炭焼きというのは煙のニオイを嗅いだり、煙の色を見たりこういった事を体で覚えていく作業だという。

2年間この炭玄で失敗をして経験を積んで、やっとスタートが切れるようになるという。

後は自分の窯をもって、そこでまた失敗をしながらどんどん工夫をシていい炭を焼いてもらうイメージでやっているということでした。

このようにして、炭玄では従来の師匠と弟子という関係ではなく、働き手を社員として雇用し、給料制にして生活を保証することで炭焼きの世界へ入りやすい環境を作ったそうです。

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